【宿泊記】新宿に温泉旅館!?18階建ての露天風呂から見る街並みと朝食が最高な件 | 「ONSEN RYOKAN 由縁新宿」

こんにちは。ゆとりです。

先日、新宿にある温泉旅館に宿泊してきました。

新宿といえば、山手線や中央線などの鉄道各線をはじめ、バスタ新宿を中継するバスやタクシーなど、さまざまな交通機関が集まり、一日の利用者数が世界一を誇る日本の主要駅の1つです。見渡す限り、ビル街が立ち並ぶ印象が強い新宿駅。こんな場所に温泉があるの?と気になったので行ってきました。

 

新宿3丁目駅から歩いて7分「ONSEN RYOKAN 由縁新宿」

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新宿由縁HPより引用

 2019年の5月8日にオープンしたばかりのホテル「ONSEN RYOKAN 由縁新宿」。旅館名の「YUEN」は「ことの起こり」や「由縁」から名付けられ、日本特有の簡素で無駄がなく、静かで落ち着きのある空間や四季を五感で感じることができるのがコンセプトになっています。入口には紺の暖簾。緑に濃紺がばえています。このホテルを手がけたのは、無印良品のホテル「MUJI HOTEL」などを手掛けた、UDS株式会社。余談ですが、無印ホテルに宿泊したことがある身としては、今回も質の高い時間をすごすことができるのでは?、と勝手に期待値を上げて宿泊してしまいましたが、さっそく様子や宿泊した際の朝食についてみていきます。

 

※過去に別のブログで書いたものになりますが、「MUJI HOTEL 銀座」に興味のある方はこちらの記事もおすすめです。

sukima-hack.hatenablog.com

 

 

床は畳、建物にはほのかに散りばめられた日本らしさも。 

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今回宿泊したのは10階にあるセミダブルベッドのお部屋。全193室、18階建ての建物の一室ですが、どの部屋も部屋に入る際には竹製のルームキーを使用して入るようになっています。入る前から日本らしい粋な感じがしてテンションが上がります!室内に入ると、部屋には畳が敷かれ、入り口で靴を脱いで過ごせるようになっています。

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洗面台。ボールは広いので安心して使えます。

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シャワールーム付きのトイレ。

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室内には洗面所が併設された机や、シャワールームが併設されたトイレ、テレビなどがあります。ベッドの上には浴衣と足袋がおかれており、着替えを忘れても大丈夫。机の上には18階にある温泉で使用できるバスタオルとタオルが入ったセットやアメニティグッズなどが入った木箱があるので手ぶらでも十分過ごせます。今回宿泊したのは中層階だったこともあり、別途の横のロールカーテンをあげると、新宿のビル街を見渡すことができました。

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夜寝る前と、朝起きる前で大都市、新宿の違う顔を見ることができたのも新鮮でした。

 

宿泊理由の本命、最上階の大浴場は朝6時から入浴可能

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それでは、本命の大浴場へ。先ほど紹介した浴衣に下駄をはいて、旅行気分にひたりつつエレベーターで18階に上がると暖簾が目の前に見えてきます。靴箱に下駄をしまって中に入ると、休憩所と男湯女湯で別々に入口があります。

 

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新宿由縁HPより引用

 ちなみに大浴場の中は撮影禁止なので、公式HPから写真をかりるとこんな感じ。箱根の源泉から運ばれたというこちらの温泉。大浴場と露天風呂があり、温泉にはいりながらのんびりと新宿の街並みを一望することができます。

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こちらは休憩所。温泉を利用できる時間帯は夕方の時間帯は15:00-26:00。朝であれば6:00-10:00。夕方の時間帯は、湯上り後に休憩所でアイスキャンディを無料で食べることもできます。18階からの最上階からは新宿の景色を一望でき、朝早く利用すると朝日もみることができます。これが、「新宿の夜明けぜよ」といいたくなるような景色で、早起きして素敵な景色を見れるのもいいですよね。

 

朝食は1Fにある「夏下冬上」にて和朝食をいただく!!

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公式HPより引用

朝食は1Fにある「夏下冬上」(かがとうじょう、と読むそう。名前からおしゃれな感じが...)で。こちらのお店では、鉄板料理と天ぷら2つのスタイルで料理を味わうことができるが、今回は宿泊者限定の「和朝食」を食べてきました。(料金は¥1800、素泊まりでもチェックイン時に予約できます)。店内は落ち着いた造りで、くつろげる形になっています。

 

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メニューはキンメダイの焼き魚(魚はその時によって違うそう)を主菜に、けんちん汁に加えて、お重二段がセットになった定食で朝から大満足できる日本食料理になっています。どの料理もしっかり味がついて美味でした。個人的にはけんちん汁にお肉がたっぷり入っている上に、肌寒い朝にはぴったりな体に浸透するようなしっかりと出汁の味も感じられて最高でした。

 

宿泊してみて感じたコト

  入口から室内や温泉、料理まで、残すところなく日本の良さがちりばめられていた「ONSEN RYOKAN 新宿由縁」。その点もあってか、今回の宿泊で外国人の観光客集団やカップルなどが多く利用している印象でした。アクセスもよく、普段の新宿からは想像もできないくらい落ち着いた場所にあるので、立地としてもインバウンド需要を見越したうえでの運営もいいところだと思います。ただ、残念だったのは一部の外国人観光客のマナーの悪さ。フロントの方は真摯対応していましたが、荷物置きの上に土足で足をのせていたり、大浴場や館内で周りの観光客のことを考えずに大声で身内で騒いだりと、景観にたいして、観光客のマナーが悪目立ちしていたのが最悪でした。室内で過ごすなら、気になりませんがせめて、景観を壊さないふるまいをしてほしいなと思いました。「MUJI HOTEL 銀座」の雰囲気が良かったために、残念でした。大浴場を落ち着いて過ごしたい方は本当に遅い時間帯か、朝早く使ったほうがいいかもしれません。

 ただ、個人的に朝食は「MUJI HOTEL銀座」と比べて、味つけやボリュームの面で満足度は勝ってる気がしました。(食べログ評価4.0以上?みたいなので、割と有名?なのかな)今回は朝食を食べて、チェックアウトだったので終わりよければ、全てよしということで。よい経験でした。つらづらと書き綴りましたが、普段の新宿とは違った顔みることができる「ONSEN RYOKAN 新宿由縁」。今年の7月には札幌にもできるそう。ぜひ興味のある方は今のうちに。

 

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宿泊の予約はHPからできます。

ryokan-yuen.jp

 

 

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